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北区(北24条・麻生・新琴似)はどんな街ですか
北区は「家賃が落ち着いていて、暮らしが止まらない区」です。
理由はひとつです。
学生が多いおかげで、安い店と遅くまで開いている店が揃っているからです。 同じ家賃なら中央区より広く住めて、夜の道も真っ暗になりにくい。ひとり暮らしを始める方に、わたしがいちばん多くご紹介しているのが北区です。
みなさま、こんにちは。
札幌・琴似の不動産屋「スマイルール」代表のゆりんごです🌷
「北24条って、どんな感じですか?」
「麻生と新琴似って、何が違うんですか?」
このご質問、本当によくいただきます。地図で見るとすぐ隣なのに、住んだときの毎日はけっこう違います。
正直に言うと、北区はいいところと、我慢するところがはっきりしている区です。その両方を書きます。
北区は、どんな人が住んでいる街ですか?
学生と、ひとり暮らしの社会人が多い区です。
北海道大学があり、そのまわりに学生向けの物件が集まっています。そこから北へ伸びる南北線沿いに、単身者向けの建物がずっと続いていく、というのが北区の骨格です。
これが、暮らしにこう効いてきます。
学生が多いと | 暮らしはこうなる |
|---|---|
安い飲食店が多い | 自炊しない日の選択肢がある |
夜も店が開いている | 帰り道が暗くならない |
単身向けの部屋が多い | 探すと必ず候補が出てくる |
春に人が入れ替わる | 2〜3月は物件の動きが早い |
自転車が多い | 駐輪場の位置を確認する必要あり |
2番目が、女性のひとり暮らしでは大きいです。
札幌の冬は16時すぎに暗くなります。北区の主要な通りは、その時間でも店の灯りがついている区間が多い。これは、防犯設備よりも安心につながることがあります。
そのかわり、静けさは期待しすぎないでください。 学生の多い建物では、生活音の幅が広くなります。
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北24条のあたりは、どんな毎日になりますか?
「歩いて全部済む」毎日になります。北区でいちばん便利な場所です。
南北線の北24条駅のまわりは、飲食店・スーパー・ドラッグストア・クリニックが徒歩圏にかたまっています。 バスの本数も多く、ここを起点にすると市内のかなりの範囲に出られます。
実際に住むと、一日はこうなります。
朝、地下鉄でさっぽろ駅まで数分。大通まででも短い
昼、コンビニも食べ物屋も選べる
夜、22時でも通りに人がいる
週末、買い物で車を出さなくていい
便利さの密度は、中央区に近いです。 そのわりに家賃は落ち着きます。北区がひとり暮らしに人気なのは、この一点です。
ただし、大通りから一本入ると景色が変わります。 飲み屋の並びと住宅の並びが近いので、どの道を毎日歩くことになるかは、必ず現地で確かめてください。
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麻生はどうですか?
南北線の終点、という一点がとても効きます。
麻生駅は南北線の終点です。これが日常でどう効くかというと——
朝、座って通勤できる可能性が高くなります。
始発駅なので、少し早めにホームに立てば座れることがあります。冬に毎朝25分ほど座って通勤できるというのは、実際に住むと本当にありがたい部分です。
麻生のまわりは、北24条ほど店が密集してはいませんが、生活に必要なものは揃っています。 そして、駅のすぐ近くにJR学園都市線の新琴似駅があり、地下鉄とJRの両方を使えるという、市内では珍しい立地になっています。
麻生の良さ | 注意しておくこと |
|---|---|
始発駅で座れることがある | 中心部までの乗車時間は長め |
地下鉄とJRが両方使える | JRは本数が地下鉄より少ない |
家賃が落ち着く | 駅から離れると徒歩が冬につらい |
生活圏がコンパクト | 大型の買い物は移動が必要 |
「座れる」を取るか、「乗車時間の短さ」を取るか。 麻生を検討するときは、だいたいこの二択になります。
新琴似や、その先のエリアはどうですか?
家賃と広さが、はっきり良くなります。かわりに、移動が少し不自由になります。
新琴似から先は、JR学園都市線が篠路・拓北・あいの里方面へ伸びていきます。このあたりまで来ると、同じ家賃で一部屋多いという選択が現実的になります。ファミリーの方に人気なのは、この理由です。
ただ、ひとり暮らしの方にお伝えしている注意が3つあります。
JRは地下鉄ほど本数がありません。 一本逃すと待ち時間が長くなります
駅から距離があると、冬の徒歩がこたえます。 夏の徒歩12分は、冬の徒歩20分です❄️
大雪や強風のとき、JRは地下鉄より止まりやすいです❄️
3番目は、必ず知っておいてください。 地下鉄は雪でほとんど止まりませんが、JRは冬に遅れや運休が起きることがあります。遅刻できないお仕事の方は、ここを織り込んで選んでください。
逆に、在宅勤務が中心の方や、車をお持ちの方にとっては、このあたりはとても暮らしやすいエリアです。
家賃は、どのくらい落ち着きますか?
金額より、「中央区と比べてどう違うか」でお伝えします。
相場は時期で動くので、断言すると嘘になります。かわりに、同じ広さ・同じ築年数で比べたときの体感です。
比べる相手 | 北区の体感 |
|---|---|
中央区の地下鉄駅近 | はっきり安い |
同じ北区でも北24条 | 区内ではやや高め |
麻生・新琴似のあたり | さらに落ち着く |
駅から徒歩15分以上 | かなり下がる(冬が条件) |
最後の行には、必ず条件が付きます。
駅から遠い物件は確かに安いのですが、その差額を冬の4か月でどう感じるかを考えてみてください。毎朝20分、雪の歩道を歩く。帰りは暗い。わたしは、月に数千円の差なら駅寄りをおすすめすることが多いです。
そして、家賃だけで比べないでください。 暖房の種類で、冬の光熱費は大きく変わります。北区には築年数の古い学生向け物件も多く、家賃が安い理由が暖房と断熱にあることがあります。
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南北線の朝は、そんなに混みますか?
混みます。ただ、耐えられないほどではありません。
麻生から中心部へ向かう朝の南北線は、北24条や北18条あたりでかなり乗ってきます。 通勤時間帯は、座れないどころか立つ場所を選べない日もあります。
暮らしの工夫としては、こうなります。
始発の麻生から乗る(座れる可能性が上がります)
15分早い電車にする(混み方がはっきり変わります)
北24条より中心部寄りに住む場合は、乗車時間が短いので立っても平気
要するに、「乗車時間が短ければ混雑は気にならない」ということです。
そして、これは覚えておいてください。
冬でも地下鉄はほぼ通常どおり動きます。 大雪の朝に道路が渋滞しても、南北線は動く。これが北区の、いちばん地味で、いちばん効く長所です。
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冬の雪は、多いですか?
中心部より多めに感じる、と思っておいてください。
北区は、北へ行くほど雪の量の印象が強くなります。 市街地の中心と比べて、積もり方も、路地の除雪の入り方も違います。
暮らしで効いてくるのは、この3つです。
① 敷地内の雪かきが誰の担当か
小規模なアパートでは、入居者で分担していることがあります。これは契約前に必ず確認してください。
② 駐車場の雪捨て場があるか
車をお持ちなら、これが冬の満足度を決めます。雪を捨てる場所がない駐車場は、2月に使えなくなります。
③ 道路脇の雪山で、見通しが消える❄️
交差点で車も歩行者も見えなくなります。夜に歩く道は、冬にどうなるかを想像して選んでください。
北区に向いているのは、どんな方ですか?
はっきり分かれます。
向いている方 | 慎重に考えたい方 |
|---|---|
家賃を抑えて広く住みたい | 静けさが最優先 |
通学・通勤が中心部方面 | 職場が東部・南部 |
夜も明るい道がいい | 落ち着いた住宅街を望む |
地下鉄で通勤したい | 車移動が中心 |
初めてのひとり暮らし | 長く腰を据えたい |
初めてのひとり暮らしには、本当に向いている区だと思っています。
家賃が抑えられて、店が多くて、夜も人がいる。困ったときに開いている場所がある。「最初の1年を安心して過ごせる」という意味で、北区は強いです。
よくあるご質問(札幌市北区)
Q. 北24条と麻生、どちらがおすすめですか?
A. 通勤で座りたいなら麻生、乗車時間を短くしたいなら北24条です。 店の多さは北24条が上です。ご自身が「朝に何を大事にするか」で決まります。
Q. 学生が多いと、うるさいですか?
A. 建物によります。 学生向けの物件が集まる建物と、社会人中心の建物では、静けさがまったく違います。内見のとき、どんな方が住んでいるか聞いてください。 お答えできる範囲でお伝えします。
Q. 女性のひとり暮らしでも大丈夫ですか?
A. 多くの方が住んでいらっしゃいます。 夜も人通りがある通りが多い区です。ただし、繁華街的な区画のすぐ裏は静かになるので、帰り道は必ず夜に歩いて確かめてください。
Q. 冬にJRが止まったら、どうしますか?
A. 地下鉄の駅までバスや徒歩で出る、という代替手段があるかを先に確認してください。 JR沿線を選ぶなら、この逃げ道があるかどうかが分かれ目です。
Q. 車は必要ですか?
A. 北24条や麻生のあたりなら、なくても暮らせます。 駅から離れたエリアを選ぶ場合は、あったほうが楽です。
Q. 繁忙期を外すと、北区でも選べますか?
A. 選べます。 ただし北区は学生の入れ替わりがあるぶん、2〜3月に物件が集中して動きます。 逆に言うと、その少し前から動くと候補が多くなります。
おわりに
北区をご案内していると、「思っていたより暮らしやすいですね」と言われることがよくあります。
家賃が抑えられて、店があって、地下鉄が冬も動く。
派手ではないけれど、毎日が回る。 これが北区のいちばんの価値だと思っています。
そのかわり、我慢することもあります。
朝の地下鉄は混みます。雪は中心部より多めです。静かな住宅街を望む方には、にぎやかすぎるかもしれません。
だから、「北区がいいか」ではなく「北区のどのあたりか」で考えてください。
北24条の便利さも、麻生の始発駅も、新琴似から先の広さも、全部ちがう暮らしです。
通勤先と、帰宅時間と、車を使うかどうか。 この3つを教えていただければ、合いそうな場所は絞れます。
「北区で探しているんですけど、どのあたりがいいですか」——この聞き方で大丈夫です。
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