整理収納アドバイザーが教える、引越し当日にするべき動きとは?
こんにちは!
札幌のやさしいお家探しSmirule(スマイルール)代表の山口です。
「整理収納アドバイザー」という片づけの資格を持っています。
何度もお伝えしている「お引越し=絶好の片づけチャンス」だということ。
そもそもなぜかというと、基本的にモノを整理するときはまず「全出し」をするからなのです。
お引越しといえば、家から全てのモノを全部出しますよね…!
なので一番効率よく片づけができるタイミングだと思っています。
多くの方はお忙しい中でのお引越しになりがちですが、お引越し後はより良いお家・暮らしを手に入れたいと、どなたでも思っていらっしゃるのではないでしょうか?
前回・前々回と「引越し前にやっておきたい、準備のしかた」をお伝えしてきました。
・前回の記事「整理収納アドバイザーが教える、引越し前にやっておきたい準備のしかた❶」
・前々回の記事「整理収納アドバイザーが教える、引越し前にやっておきたい準備のしかた❷」
今回はお引越し当日、どのように動く?というお話です。
目次
引越し準備=整理、引越し当日=収納!
整理収納を、
整理=必要なモノ(いるモノ)・不必要なモノ(いらないモノ)を分けること
収納=しまうこと
だとするならば、
引越しの準備=整理
引越し当日=収納
となります。
つまりは、引越しの準備で整理をしておき、引越し当日は収納をするだけということです!
まずはエリアごとに置いていく
引越し当日、なんにもないお部屋に、どんどん運ばれてくるダンボールたち。この時にまずすることは、そのダンボールたちをエリアごとに置いていくことです。
エリアごとに分けたモノが入っているダンボールを、そのエリアに置いていくだけというシンプルな方法なので、いたって簡単!あとは、そのエリア内で片づけていくだけなので、ムダな動きも減って消耗しがちな体力も温存しておくことができます^^笑
そのまましまえるものは、すぐに収納する
引越しの準備を万全に整えてきたものの、やはり引越し当日は相当な体力を使うことになります。せっかくなら、ムダな作業が増えないように、効率化していきたいものですよね。
そのためにおすすめなのが、箱詰めの時に保管しておきたいモノたち(例えば、思い出のモノだったり、一定期間とっておかなくてはいけないモノ)を、準備の段階で保管用の箱にしまってしまうという方法です。
ふた付のシンプルなダンボールなんかを用意しておいて、そこに保管しておきたいモノを収納して「思い出の品」・「保管書類」などとラベリングしておけば、引越し当日はそのまま収納棚にしまうだけで、片づけ完了です!
動作や動線を気にしてみる
引越しの時の家具やモノの配置、きちんと考えてから置いていますか?
ただなんとなく決めてしまっていては、知らないうちに過ごしづらいお部屋になっているかもしれません。また、一度置いてしまうと慣れてしまうので、そこから改めて変えるということにハードルが上がってしまいます。
引っ越す前には内覧をしたり、少なからず間取り図でお部屋の配置は確認できているかと思います。それをもとに、まずは一日の流れを頭の中でシュミレーションしてみるのがおすすめです♩
◆朝:起きて、どこでなにをするのか。
◆夜:仕事から帰ってきて、どこでなにをするのか。
起きてから寝るまでの、一日の動線を考えてからモノの配置を決めることによって、暮らし自体がラクになるのです!
事前にきちんと配置決めをしておくことで、引越し当日はスムーズにしまうことができますよ^^
収納は「しまいやすく」、「使いやすく」
片づけをラクにするための収納の最大のポイントは、「しまいやすく、使いやすい」ことです。
しまう時にめんどうな動きがなければないほど、ラクにしまうことができるため、片づけそのものが簡単になってしまうのです!
お部屋がなんにもない状態である引越しの時にこそ、しまう時のことを考えて収納をきちんとしてしまえば、その後の暮らしがぐっとラクになりますよ♩
みなさまの新居が、引越しを機に理想のお部屋になりますように…♡
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