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子ども連れの内見、どう回ればいい?連れて行ったほうがいい理由も正直に話します
賃貸の内見に、お子さんは連れて行ってください。迷惑ではありません。
理由は、こうです。
その部屋でお子さんがどう動くかは、連れて行かないと絶対に分かりません。 玄関で靴を脱ぐ場所、走り出す方向、興味を持って触るもの。大人だけで見た部屋と、子どもがいる部屋は、別物として見えてきます。
そしてもうひとつ。
1日に回れるのは、大人だけなら3〜4件ですが、子ども連れなら2件が限度です。 ここを無理すると、全員がしんどくなります。
みなさま、こんにちは。
札幌・琴似の不動産屋「スマイルール」代表のゆりんごです🌷
わたしは年子の兄妹を育てているシングルマザーです。
自分の引っ越しのとき、子ども2人を連れて内見に行きました。正直、部屋なんてほとんど見られませんでした。 下の子を追いかけて、上の子に「触らないで」と言って、それで終わりです。
だから、この記事では「どうすればちゃんと見られるか」を書きます。
何件まで回れますか?
子ども連れなら、1日2件です。3件目からは、誰も部屋を見ていません。
回る件数 | 実際どうなるか |
|---|---|
1件 | ◎ じっくり見られます。初めての内見ならこれで十分 |
2件 | ◎ 比べられて、集中も持ちます。おすすめ |
3件 | △ 最後の1件は、ほぼ記憶に残りません |
4件以上 | ✕ お子さんが限界です。判断もできません |
そして、時間帯が大事です。
時間帯 | 向き不向き |
|---|---|
午前中(10〜12時) | ◎ いちばんおすすめ。機嫌がいい時間帯です |
昼食後すぐ | △ 眠くなります |
午後(14〜16時) | ○ お昼寝の後なら大丈夫 |
夕方以降 | ✕ お子さんも大人も限界です |
午前中に2件。 これが、わたしがいちばんおすすめしている回り方です。
そして、間に休憩を入れてください。 弊社は無料で送迎しているので、移動中の車内が休憩になります。
飽きさせない工夫はありますか?
あります。事前の準備で、かなり変わります。
① 「おうちを見に行くよ」と説明しておく
子どもは、何をしに行くか分からないと不安になります。「新しいおうちの候補を見に行くよ。〇〇ちゃんのお部屋になるかもしれないよ」と伝えておくと、参加している気持ちになります。
② お子さんに役割をあげる
「窓から何が見えるか教えて」「ここに机を置いたらどう思う?」
意見を聞かれると、子どもは急にちゃんと見はじめます。 そして、その意見が意外と鋭いです。
③ 飲み物と、小さいお菓子を持っていく
移動中に食べられるもの。部屋の中では食べさせないほうがいいので、車内で。
④ 手が汚れないおもちゃを1つ
どうしても待つ時間が出ます。スマホでも構いません。
⑤ 内見の前にトイレを済ませる
空室にはトイレットペーパーがありません。 これは意外と大事です。
子ども目線で、どこを見ますか?
大人の内見チェックとは別に、お子さんがいるからこそ見る7か所があります。
# | 見るところ | なぜ |
|---|---|---|
1 | 玄関の広さ | 冬は家族全員のブーツと外套が集まります。狭いと毎朝渋滞します |
2 | 床の材質 | フローリングは冬に冷たい。小さいお子さんがいるならカーペットの検討も |
3 | キッチンから居室が見えるか | 料理中に様子が見えるかどうかで、安心感が違います |
4 | コンセントの位置 | 低い位置にあると、小さいお子さんが触ります |
5 | 窓とベランダの手すり | 足場になるものが近くにないか |
6 | 上下階と隣の入居状況 | 足音の問題は、事前に分かれば対策できます |
7 | 収納の量 | 子どもの物は、想像の倍増えます |
1番目は、道外の方が必ず見落とすところです。
札幌の冬は、家族全員のスノーブーツとダウンが玄関に集まります。 ここが狭いと、毎朝そこで渋滞します。子どもが2人いれば、なおさらです。
6番目については、「上の階はどなたがお住まいですか」と聞いていいです。小さいお子さんがいるご家庭だと分かれば、お互いさまという安心感があります。 逆に、下の階に人が住んでいない物件(1階、または下が店舗の2階)なら、足音そのものを気にしなくて済みます。
部屋の中より先に見るものは?
通園・通学路です。
これは大人の内見と同じですが、お子さんがいるとさらに重要になります。
見るのは、この5つ。
歩道があるか(冬に車道を歩くことになる道があります)
横断歩道と信号の数(手を引いて渡る回数です)
除雪が入りそうな道か(幹線道路沿いなら安心)
坂があるか(冬に凍ります)
途中に休める場所があるか(「抱っこ」が始まったときに助かります)
そして、実際にお子さんと一緒に歩いてみてください。
大人の足で7分の道が、子どもの足では10分以上かかります。冬なら、さらに倍です。歩いてみると、数字では分からないことが分かります。
内見のとき、持っていくものは?
大人用と、子ども用で分けます。
大人用
メジャー(5m以上)
スマホ(写真より動画がおすすめ)
いま持っている家具のサイズメモ
厚手の靴下(空室は暖房が入っていないので、床が冷たいです)
子ども用
飲み物
小さいお菓子(車内用)
手が汚れないおもちゃ
着替え(何かこぼしたとき用)
抱っこひも(歩き疲れたとき用。冬はベビーカーが使えません)
動画をおすすめする理由は、後で見返せるからです。
子どもを追いかけながらだと、細かいところを覚えていられません。しゃべりながら撮っておくと、「あ、ここ狭いって言ってる」と後で気づけます。
冬の内見は、子ども連れでも大丈夫ですか?
大丈夫ですが、準備が要ります。
冬の内見のいいところは、冬の暮らしがそのまま見られることです。除雪の状態、窓の結露、玄関前の凍結。これは夏には絶対に分かりません。
ただし、子ども連れだと大変な面もあります。
冬の内見 | 対策 |
|---|---|
空室は暖房が入っていない | 厚着で。滞在は短めに |
玄関で靴を脱ぐのが冷たい | 厚手の靴下を持参 |
移動が大変 | 送迎を使ってください。弊社は無料です |
ベビーカーが使えない | 抱っこひもか、そり |
日が短い | 15時までに終わる予定で |
最後がいちばん大事です。 冬の札幌は16時すぎに暗くなります。部屋の日当たりを見るなら、午前中しかありません。
子どもが「ここがいい」と言ったら?
聞いてあげてください。でも、最終判断は大人がしてください。
子どもは、大人と違うところを見ています。
「この窓から公園が見える」「階段が楽しい」「ここに秘密基地が作れる」。
その意見は本当に価値があります。 住むのはお子さんでもあるからです。
ただ、子どもは家賃も通学路も冬の暖房費も見ていません。 そこは大人の仕事です。
わたしがおすすめしているのは、こういう伝え方です。
> 「〇〇ちゃんが気に入ったところ、教えてくれてありがとう。ママも一緒に考えるね」
選ばせるのではなく、意見として受け取る。 それだけで、お子さんは「自分も参加した」と感じます。引っ越し後のなじみ方が変わります。
よくあるご質問(子ども連れの内見)
Q. 子どもが騒いだら、迷惑ではありませんか?
A. まったく迷惑ではありません。わたしも子連れで内見していました。 空室なので、走り回っても問題ありません。むしろ、走ってみてどう響くかが分かります。
Q. 赤ちゃんを連れて行っても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。授乳やおむつ替えが必要なら、事前に言ってください。 弊社の店舗に戻って対応することもできますし、内見の合間に時間を取ります。
Q. 子どもを預けて行ったほうが、ちゃんと見られますか?
A. 集中して見られるのは事実です。ただ、最終候補の1〜2件は、お子さんと一緒に見てください。 その部屋でどう動くかは、連れて行かないと分かりません。
Q. 何歳から意見を聞けばいいですか?
A. 3〜4歳から、意外としっかり言います。 「明るい」「こわい」「せまい」。その直感は当たっていることが多いです。
Q. きょうだいで意見が割れたら?
A. よくあります(うちもそうでした)。「どっちの意見も聞いたよ」と伝えたうえで、大人が決めてください。 理由を説明すれば、子どもは納得します。
Q. 内見の時間は、どのくらいですか?
A. 1件あたり20〜30分です。子ども連れだと、移動を含めて2件で2時間半くらいを見ておいてください。
おわりに
子ども連れの内見は、正直に言うと大変です。
部屋を見たいのに、子どもを見ている。あるあるだと思います。
でも、その大変さも含めて、その部屋での生活なんです。
玄関で子どもが2人同時に靴を脱ごうとして渋滞する。
キッチンに立ったら、子どもの姿が見えなくなる。
走ったら、思ったより響く。
これは、大人だけで見に行ったら絶対に分からないことです。
だから、連れてきてください。
騒いでも大丈夫です。追いかけるのは、わたしも一緒にやります。
弊社は女性スタッフが対応して、無料で送迎もしています。 移動中は車内で休めます。
「子ども2人連れて行っても大丈夫ですか」——大丈夫です。
まずはLINEから、気軽に話しかけてくださいね☺
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